相続不動産の売却の流れ

こちらでは、相続した不動産を売却したい方に向けて、大まかな手続きの流れをお伝えいたします。

熊本相続税申告相談プラザでは、相続不動産の売却についても、士業の専門家がワンストップでサポートし、スムーズに売却が進むようお手伝いさせていただいております。実際に売却を行った際の流れをまとめましたので、ご参考にしてみてください。

まずはお電話もしくはメールにて、熊本相続税申告相談プラザまでお問い合わせください。相続手続きの中で相続した不動産の売却を希望の場合も、熊本相続税申告相談プラザにてサポートいたします。

Q：相続財産である不動産について、他の相続人と遺産分割の方針がまだ決まっていませんが相談は可能しょうか？

A：遺産分割がまだ調っていない場合でもご相談はお受けしております。また相続人の方からご依頼であれば、対象不動産を無料で査定させていただくことも可能です。販売価格の目安がわかれば遺産分割の方針が決めやすくなるでしょう。

無料相談では、宅地建物取引士といった熊本相続税申告相談プラザの専門家がお客様のご希望や、相続不動産の現在の状況などを丁寧にお伺いし、最適なご提案等を行わせていただきます。
最初から「売却ありき」で話を進めるのではなく、賃貸等の可能性も含めどのように活用するのが適切なのかを一緒に考えていきます。特に相続不動産の場合は、他の相続人の意向や想定される税負担も踏まえて、総合的に判断することが非常に重要です。

ご相談の結果、売却を希望され方には、「少しでも早く売却を行いたい」「他の相続人の内情も考え一周忌を過ぎてから手続きしたい」「相続税の納税資金に充てたいので、申告期限内に手続きしたい」など、お客様のご事情やご希望に沿って売却を進められるよう、各専門家が連携してサポートいたしますのでご安心ください。

無料相談にて売却方法や方針がしっかりと決まり、売却を進めていきたいとなった際には、不動産会社と媒介契約（売却手続きの依頼書のことです）を締結します。
不動産会社については、「知り合いの不動産会社がある」等、お客様によってご事情もあるかと思いますので、ご意向に沿いながら、サポートを行っています。ご自身が希望する不動産会社への依頼も可能ですのでご相談ください。

媒介契約を締結し不動産の調査が完了すると、不動産会社は買主を探すため様々な広告媒体等を活用して希望者を募ります。買い希望者に対する内見等も不動産会社にまかせることが可能です。

よくあるご質問

Q：広告活動の費用について、売主側の負担はあるのでしょうか？

A：広告活動にかかる諸費用については不動産会社の仲介手数料に含まれています。売主様に別途費用を請求することはありませんのでご安心ください。

また、広告活動や調査等を行ったものの買い希望がなかった場合でも、お客様の費用負担はありません。
なお、成約時に不動産会社へ支払う仲介手数料は下記（成約価格は税抜）のとおりです。

Q：売却する前に家の片づけやリフォームをした方が、高値がつくのでしょうか？

A：居宅を売却するのであれば、ハウスクリーニングやお荷物の撤去等をしていた方が良い条件で売却を進められる可能性が高くなります。ただし、不動産会社が買主となった場合には、そのような準備を行わずに売却できるケースも多いです。

買主様と売却価格や引渡し日等の諸条件が合致したら、宅地建物取引士が買主様に重要事項の説明を行った上で、売買契約を締結します。この際に買主様から手付金を受領することが一般的です。
被相続人の名義のままでは引き渡しができないため、相続登記が未了の場合は引き渡しまでに不動産の名義変更を行いましょう。また抵当権登記が残っているならば抹消の手続きも必要です。これら不動産登記は司法書士が対応します。
なお、土地家屋調査士による境界確定測量等が必要になるケースもあります。

売買契約の締結後、引渡しの準備ができましたら、宅地建物取引士や司法書士が立ち会い、残代金を受領とともに不動産の引渡しならびに所有権の移転登記を行います。

相続不動産の売却によって売主様が一定の利益を得た際には、譲渡所得税が発生します。譲渡所得税の納税には、不動産売却の翌年に税務署へ確定申告の手続きが必要です。
熊本相続税申告相談プラザでも連携している税理士が納税額のシミュレーションから申告手続きまでサポートいたしますのでご相談ください。

熊本相続税申告相談プラザでは、相続不動産の売却をスムーズに進められるよう、各種の専門家（宅地建物取引士、不動産鑑定士、司法書士、税理士、土地家屋調査士など）がワンストップで対応させていただきます。無料相談からお気軽にご相談ください。