当事務所へご相談いただく方の中には、「相続税申告が必要かもしれないけど、どうやって申告すればよいかわからない」という方もいらっしゃいます。固定資産税などの税金は、お手元に届く納税通知書に従い納付すればよいですが、相続税はちがいます。相続税は申告納税制度のため、ご自身で税額を計算し、申告および納付を終えなければなりません。
こちらのページでは、相続税の申告と納付についてご説明いたします。
相続税申告について
相続税は、相続財産を正確に調査し、必要に応じて財産の評価を行い、さまざまな特例や控除を適用してやっと納税額を算出することができます。納税額を算出するだけでも一苦労ですが、実は申告の手続きも手間がかかる作業となります。
相続税申告書の作成
納めるべき相続税額を算出したら、次は相続税申告書を作成します。相続税の申告書は第1表から第15表に及びますが、この中でも提出が必須のものと、場合に応じて提出するものがあります。
財産調査の結果に基づき、必須項目は漏らすことなく記載しなければなりませんし、追加で提出すべき書類があるか否かについてもご自分で判断しなければなりません。
もしも申告書や提出書類に不備や漏れがあると、さまざまな特例や控除、税負担を軽減させる制度等を適用できなくなる可能性もあります。
財産の調査や評価はもちろんのこと、申告書も正しく作成できるよう、細心の注意を払って対応する必要があります。
なお、相続税の申告書はすべて国税庁のウェブサイトから取得できますのでご確認ください。
相続税申告は専門家に依頼せず自分でもできる?
相続税申告は、相続財産の調査から申告書の作成にいたるまで、非常に煩雑で手間も時間もかかります。それゆえ、専門家に依頼せずに一般の方がご自身で進めるのは大きな負担になると考えられます。
なぜなら、相続税申告の手続きは、通常の相続手続きを行いながら並行して進めなければならないうえ、「相続の開始を知った日の翌日から10か月」という期限内に申告から納付まで終えなければならないからです。
期限が設けられているのは相続税申告だけではありません。通常の相続手続きの中にも期限内に行わなければならないものがあります。これらの期限に注意しながら滞りなく手続きを進められればよいですが、万が一期限を超過してしまうと、ペナルティが発生する恐れもあります。相続税申告においては、期限を超過すると延滞税などの追徴課税が生じ、本来よりも高い金額の税金を支払うことになってしまいます。このようなリスクを考慮すると、はじめから専門家に対応を依頼した方が安心安全といえるのではないでしょうか。
熊本相続税申告相談プラザでは、部分的なお手続きのサポートも行っております。熊本の皆様のご状況に合わせて、きめ細かなオーダーメイドのサポートをご提供いたしますので、まずは初回完全無料相談にて、皆様のお悩みをお聞かせください。
もちろん、相続手続きのトータルサポートについても熊本相続税申告相談プラザにお任せください。初回無料相談の段階から、専門家が丁寧に対応し、熊本の皆様のご状況を整理したうえで手続きの全体像をわかりやすくご説明いたします。手続き内容を把握いただいたうえで、私どもにお任せいただけるかどうかご検討いただければと思います。